花壇のための土作り
花壇をつくるときの土作りについて、お話ししたいと思います。
美しい花も、おいしい野菜も、植物の生長には良い土が必要であり、花壇をつくるなら土作りからはじめるのがベストです。
花壇をつくるためのコツや、土の再生方法、また植物の栽培に適したpH値の調整方法なども書いてありますので、ぜひ、読んでみてくださいね。
植物を健やかに育て、美しい花壇をつくるためには、まず、「良い土を作ること」がポイントになります。
ほとんどの植物が排水の悪い環境を嫌いますので、適度な排水性、つまり「水はけ」が良い環境を作らなくてはいけません。
反対に、排水性がありすぎると土が乾き過ぎてしまい、水分が吸収できなくなってしまうため、適度な「保水性」も必要になってきます。
ほかにも、酸素を供給する「通気性」や、土の養分を蓄える「保肥性」も、植物にとって重要なものなのです。
こういった「良い土」は、手で握ってみるとやわらかく、弾力があります。
ミミズは土壌の中で養分を作り出してくれる大切な存在ですから、もし、土の中にミミズが住んでいたら、その土はベストな状態だと思って良いでしょう。
花壇を作るときは、はじめに30cmほど掘り起こし、土中のゴミや石などをできるだけ丁寧に取り除きます。
その後、堆肥や腐葉土などを土に混ぜ、適度に水分を与えて乾燥を防ぎながら、1週間ほどねかせてなじませます。
日本の土壌は強酸性の場合が多いので、植物の栽培に適した土壌にするために、石灰を混ぜて弱酸性から中性に調整します。
もし、石灰を混ぜすぎでアルカリ性になってしまった場合は、酸性の強い土を混ぜて中和するようにしてください。
既に花壇があり、一度使った土を再利用する場合は、前に述べた作業のほかに、「土壌の改良」と「徹底的な害虫対策」が必要になります。
プランターの土なら、夏の強い日差しで日光消毒すれば十分なのですが、花壇のように広いところは、冬場に土を掘り起こして害虫を外気にさらし、死滅させます。
もし、これらの方法で駆除できない場合は、薬品を使って駆除するようにしましょう。
「土作り」はまなりの労力を要しますが、植物を丈夫に育て、美しい花壇をつくるためにも、がんばって手をかけるようにしましょう。
少し前までは、いたるところでよくミミズを見つけました。
中には手のひらより大きなミミズもいて、なんだか苦手な存在でしたが、良い土には欠かせない大切な生き物だったんですね。
このごろ、道路も整備され、新しい施設の建設が増えるにつれて、「土」が減ってきたように感じます。
それだけ自然が減ってきているのだと思いますが、せめて花壇には良い土を用意してあげたいですね。
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