松の木の剪定について

松の木の剪定について

バナー原稿imp

松の剪定についてお話ししたいと思います。

堂々とした姿をした松は、縁起の良いものとして、昔から日本人に愛されてきた木です。

その姿を維持するためにも、松の剪定は必要なのですが、「見た目を良くする」という人間の都合で剪定を行うと、かえって植物が弱ってしまうこおそれがあります。

「みどりつみ」や「もみあげ」といった、手で行う作業について書いてありますので、松を手入れする際に、参考にしてください。

 

「松竹梅」という言葉に表されるように、松は、縁起が良く、日本の風景をいろどる代表的な木と言えるのではないでしょうか。
自宅の庭に松があっても、剪定は専門家に任せている方が多いと思いますが、ここでは、自分でできる範囲の手入れと剪定作業について説明していきたいと思います。

本来の剪定は、樹木の生長を助けるために行うものなのですが、松の場合、「見た目を良くする」という人間の都合で行うことがあります。
松が弱っているときはにこのような剪定を行うと、病気になったり、枯れてしまうことがありますので、そういう時は剪定は避けて、回復するまで丁寧に世話をしてあげてください。

 

松は、「みどりつみ」と「もみあげ(古葉取り、葉むしり)」という手入れが必要で、どちらも丁寧に手で行います。

 

■みどりつみ
5月頃から新しく伸びてくる新梢の一部を、指先で摘みます。
新梢の摘み方は、込み入っているところは根元から、まばらなところは3分の1程度を摘んでいきます。

 

■もみあげ
風通しと日当たりを良くして病虫害を防ぐために11月に不要な葉を取り除く作業のことです。
もみあげ作業の前に、枯れ枝や絡み枝などを取り除いておきましょう。
昨年の古葉と、今年の葉の一部を手でむしり、1枝20本位を目安に残します。

        
イチイやマキなどの針葉樹は刈り込むことがあるのですが、松の場合、葉の切断部が枯れて茶色になり、とても見苦しい外観になってしまいます。
松の葉の美しい緑を楽しむためにも、刈り込みはしないように気をつけましょう。

 

一年を通して青々とした葉を茂らせる松は、昔から、長寿や不老不死の象徴とされてきました。
害虫対策として、松の幹にワラを巻くことを「こも巻き」と言い、日本の冬の風物詩にもなっていますね。

剪定は、もともと植物の生長を助けるためのものですから、見た目を優先して剪定をする場合は、細心の注意が必要になります。

★★★
<<前エントリ | 次エントリ>>