有機質肥料とその使い方
有機質肥料についてお話ししたいと思います。
魚粉や鶏糞などの有機質肥料は、古くから使われている一般的な肥料ですので、皆さんもよくご存知のことと思います。
有機質肥料の種類や成分について、または化学肥料との違いについて詳しく調べてみましたので、ぜひ読んでいただいて、植物に合った肥料を施してあげてくださいね。
「有機質肥料」は、魚粉、骨粉、鶏糞などの動物や植物を原料としている肥料のことを言い、昔から広く使われている肥料なので、その効果もよく知られています。
「有機質肥料」が「化学肥料」と異なる点は、植物が吸収できる無機質の状態にするために、バクテリアによる分解が必要になることです。
そのため、効果に即効性は無いのですが、そのかわり持続性があります。
また、化学肥料を与えすぎると肥料焼け等の原因になりますが、「有機質肥料」の場合はこういった心配は無く、連作障害を緩和することもできるのです。
有機肥料を施すと、土中の微生物が活性化しますので、植物が成長しやすい土になります。
いくつかの有機質肥料をご紹介しますので、植物に合った肥料を選びましょう。
■大豆油カス
・大豆から油を絞り採った後の油カスです。有機質肥料の中で最も効きが速く、土壌を改善する効果もあります。
・窒素7%程度、リン酸1%程度、カリ2%程度を含有しています。
■鶏糞
・鶏糞を乾燥させたもので、有機質肥料としては即効性がある肥料です。
・窒素3%、リン酸5%、カリ5%程度を含有しています。
■草木灰
・草木を燃やして作る灰。水溶性カリウムを多く含み、比較的、即効性があります。
・燃やした草木の種類によって多少成分が異なりますが、木灰の場合はカリ7%、石灰分20%程度、ワラ灰の場合はカリ6%、石灰分2%程度を含有しています。
・多量にまきすぎるとアルカリ性が強い土壌になってしまうので、使用には注意が必要です。
・草木灰と混用できない肥料(硫安、過リン酸石灰など)もあるので、肥料を混ぜて使うときには、注意書きをよく読んでからにしてください。
今では、あらかじめ作物に適したバランスに配合してある「配合肥料」も販売されていますから、簡単に適した肥料を施すことができます。
また、土は植物の成長にとって大切なものですから、観察を欠かさないようにして、土の状態に応じた肥料を選ぶようにすると良いですね。
ほかのページでもお話ししていますが、肥料の3要素は「窒素・リン酸・カリ」です。
3要素の配合バランスは植物によって違いますから、よく調べてから購入するようにしてくださいね。
有機肥料の良いところは、土中の微生物を活性化させて、じっくりと時間をかけて植物を元気にしてくれるところです。
植物の生長に肥料は欠かせないものですから、植物に合った肥料を選んで施してあげましょう。
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